若葉会発表会

大阪楽所の若葉会発表会が令和4年11月25日にクレオ大阪中央ホールにて開催されました。

若葉会発表会は大阪楽所の新人研修生が初舞台を踏む場所でもあり、また大阪楽所の準会員、会員が定期演奏会において各パートの主管を目指して、また、主琵琶、主箏、楽太鼓や鞨鼓など上達を目指して2年に一度開催されます。

第一部は管絃。

双調の音取 入破 胡飲酒破

双調の音取 陵王 酒胡子

双調の音取 武徳楽

と、それぞれにメンバーが分れて演奏致しました。

新人研修生の皆様

大阪楽所では、毎月2回の新人研修を半年をワンクールとして行っております。

笙、笛、篳篥とそれぞれの管別に分かれ、また初級、中、上級に分かれて勉強致します。

雅楽器の演奏はとても難しく、まずは楽器を持つ前に雅楽曲を唱歌にて体に染み込ませないと

上手に吹く事が困難なのであります。

舞楽 蘭陵王

第二部は舞楽。

舞楽は左方と右方に分かれます。

左方は中国大陸から日本に伝えられたもの。右方は朝鮮半島を経由して日本に伝えられたもの。という大枠がございますが、日本で出来た曲も御座います。

今回は左方は蘭陵王、右方は納曽利。

この曲目は番舞とも申しまして、蘭陵王と納曽利は双龍の舞と称されております。

納曽利は2人で舞いますが、奈良の春日では1人で舞う事を納曽利、二人で舞う事を落尊と言い伝えられております。

息を合わせて

今回の納曽利の舞人、藤本氏は舞台を降りる際、涙が面からこぼれたと仰っておりました。一人一人がそれぞれに秘めながら懸命に稽古を行い雅楽の演奏に臨んでおります。

それでは皆様、次回の大阪楽所定期演奏会をお楽しみに。